2017年06月

久々の更新です。大学の課題や試験が立て込んでおりまして、なかなか更新できずに気が付いたら前回更新から1週間ほどたっていました。まことにご勝手ながら学業優先で進めさせていただいておりますので、これから先、今回のように課題の提出期限が迫っていたり、期末試験の日付が迫っていたりする時期などは、更新が滞ってしまうことがあるかもしれません。楽しみにしていただいている方々には大変申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

今回は「ソアリン(仮称)」の建設現場の話です。2019年のオープンに向け、着々と工事が進められているようですね。

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地盤対策の杭打ち工事は終わっているようで、すでにクレーンを使用した建物本体の工事に移行しているように見えます。もっとも、この壁の向こう側ではまた別の作業をしているのかもしれませんが、大型の重機を使用した大掛かりな工事が行われていることは確かでしょう。

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こちらの写真では、コンクリートを流し込むためのものと思われる機材が確認できます。建物の基礎工事のためのものなのでしょうか。これもまた大きな機材であることは間違いないです。

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先ほどの場所から離れたアラビアンコーストからもクレーンの姿が確認できます。離れた場所でも確認できるということは、相当な高さのクレーンを使って作業しているということなのでしょう。

ここからはあくまで推測ではありますが、この勢いで工事が進んでいるということは、建物本体の躯体は早ければ来年の春から夏ごろには完成するのではないかと考えます。工事の手順としては、(単純な話かもしれませんけれども)建物本体の躯体を来年春から夏あたりに完成させ、そこから内外装の細かい装飾などを作りこんでいき、そして再来年春ごろ(3月から4月ごろ?)までにすべての工事を終え、5月中旬あたりにオープンさせる(オープン数週間前あたりから試験運用?)といったものでしょうか。オープンまですでに2年を切っていると考えられるほか、ライドの中だけではなくキューライン(乗車待ちの列の場所)にも高いレベルの作りこみが要求されますから、「ハコ」の部分はできるだけ早く作り上げ(もちろん突貫工事ではなく)、「飾りつけ」の部分に時間を割いていくという感じでしょうか。

東京ディズニーランドを含め、東京のパークにとっては久々の新規の大型アトラクションとなるソアリン。まだ姿を現しておらず、その場所ではまだ当分工事が続くようにも思われますが、気が付いたらもうできているなんて言うこともあり得なくはないはずです。今年の1月にクローズした「グランドサーキットレースウェイ」だって、半年もしないうちにすっかり更地になり、今ではすっかり美女と野獣ライドをはじめとした新エリアの工事現場と化しているなど、今のパークの光景は、こちらが追い付けないほど速いペースで変化し続けています。昔から親しまれ続けてきた風景が変化していくことに対しては、賛否両論あるように思われますが、新しいアトラクションが一通り出そろったパークが待ち遠しいことも確かです。まだ見ぬ未来の風景に期待したいところです。

(写真はすべて5/31に撮影。撮影者は筆者。撮影にはiPhone6Sを使用。)



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大学入学から2か月以上が経過し、いまだに大きなトラブルに巻き込まれることなく平穏に過ごせていられていることに安堵しているぷらむです。周りがいい人たちばかりで恵まれているなと感じております。あとは無事に単位を回収しきれるかという感じですかね。特に語学系科目は落としたくないです。そういえば、先週アナと雪の女王の新作短編映画のトレイラー映像が公開されましたね。そんな話もそのうちしたいなと考えてます。

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かれこれ3日ほど前の話になりますが、4月からの「ディズニーイースター」が終了しましたね。イースター当日から2か月ほど先まで続くということには賛否両論あるようですが、ショーやパレード自体の人気は高いのでそこまで問題ではないのでしょう。

前回は東京ディズニーランドのうさたま大脱走を紹介しましたが、今回は東京ディズニーシーの「ファッショナブルイースター」を取り上げます。2015年に初めて上演されたファッショナブルイースターですが、今年は音楽が変更されました。実はこれ、私が人生で初めてまじめに見たハーバーショーです。15周年の去年は大学受験があり、受験が明けても入学手続きなどがあって忙しくなかなかパークに行けず、そもそも初めてシーに行ったのが高2の春(2015年)で、その時は限られた時間内にアトラクションを回るのに懸命でショーはほとんど見ることができなかったということがありました。

ここでわざわざ言うことでもないのかもしれませんが、「ファッショナブルイースター」は「東京ディズニーシーのテーマポートで活動しているファッションデザイナーたちが春のイースターファッションを発表し、競い合う」というところから始まるもの。ファッションデザイナーがデザインした衣装をまとったおなじみのディズニーキャラクターたちが出てきて、ステージ上でダンスをするというものです。

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ミッキーとミニー、ダッフィーが着ているのはアメリカンウォーターフロントのグローリア・デ・モードがデザインした衣装。アメリカンウォーターフロントのエリアの雰囲気に似合いそうな印象のデザインです。その他、シェリーメイとジェラトーニも同じデザイナーの衣装を着ています。

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チップ、デール、クラリスが着ているのはマーメイドラグーンのファッションデザイナー、P.A.オーシャン・シーマリンがデザインした衣装。青を基調とし、海藻やヒトデをモチーフにしたカラフルな装飾を付けた、いかにも「海の世界」を具現化したような衣装になっています。また、クラリスの衣装はどことなく人魚を思わせるようなデザインになっています。
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グーフィーとマックス、ホセ・キャリオカとパンチート(以下略)はロストリバーデルタのファッションデザイナー、カルロッタ・マリポーサがデザインした衣装を着ています。緑の多いエリアらしいデザインになってます。
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ドナルド、デイジー、スティッチはミステリアスアイランドのヒューゴー・ベルルージュがデザインした衣装を着ています。海底2万マイルやセンターオブジアースがあるミステリアスアイランドらしく、機械をイメージしたデザインになっていました。

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ショーのストーリーは、4人のファッションデザイナーがそれぞれ、「自分のデザインが一番だ!」と言い合う場面へと展開していきます。醜い言い争いにキャラクターたちは目も当てられないといった感じです。言い争いがやんでから、「ファッションなんて個性なんだから順番なんてつけられない」とキャラクターたちが言い出すという展開です。そこから1人じゃ何もできないという結論に至り、ショーは終盤へと進みます。

キャラクターたちがかわいい衣装で登場するこの「ファッショナブルイースター」ですが、細かいところを見ていくと、結構メッセージ性に富んでいるとも言えなくもないショーになっています。ざっと見て2つありました。

1つ目は「違いを認め合う」ということ。4人のファッションデザイナーが、お互いの違いをなくすのではなく、あくまでお互いの違いを認め合うということです。ショーではファッションだけでの話になっていますが、世の中には性別や人種など、どうしても埋められない違いというものが存在します。また、近年は性的マイノリティ(いわゆるLGBT)の問題が出てきたり、人種差別や性差別的な発言をする政治家や活動家が出てきたりなど、「お互いの違い」に関する問題に対し、敏感な世の中になりつつあります。その世の中に対し、違いを認め合うということは、十分意味を成すメッセージではないかと考えます。

2つ目は「1人では何もできない」ということです。世界にはいろんな人や考え方、人種や国家が共存していて、それらがうまく組み合わさったり協力したりしていて、それで世界が回っているわけです。これもまた、近年一部の国での保護主義だとか政治的な対立だとか、そういったことが問題になっています。それに対しても意味のあるメッセージを発していると考えます。

上の2つのようなメッセージが、ファッショナブルイースターには含まれているのではないかと考えます。キャラクター要素が濃く、一見するとあまり深みを感じないようにも思えますけれども、よく考えれば「確かにそうだよな」とうなずけるところが一切ないとは言えないでしょう。

ただし、このショーにイースターの要素がマストであるかどうかという点については、やや疑問が残るところではあります。イースター要素をなくして「春のファッションショー」をイメージしたショーにしても全く違和感がないのではないかと考えます。それなら、仮に6月の中旬までやっていたとしても、ギリギリ許されるのかなと考えます。

それでも、この「ファッショナブルイースター」は私のお気に入りのショーであると断言したいです。音楽のノリがよく、キャラクターの衣装もかわいい。それでいてメッセージ性もある。今年の公演はもう終わってしまいましたが、また見たいと思わせるような内容でした。


ハーバーショーと言えば、先日発表された夏のスペシャルイベント「ディズニー・パイレーツ」の概要の中で、イベント期間内に行われるショーは1回目公演を除いて完全抽選制となることが発表されました。これについては、「せっかく行っても抽選に外れたら見られない」という否定的な意見も数多く見られましたが、私は完全抽選制の導入については賛成の立場をとっています。東京ディズニーシーのハーバーショーにおいては、開園時間からずっとショーのステージ前に居座り続ける「地蔵」が常態化しており、そうでもしなければステージの前では見ることができないという状態になることも少なくありません。一部では総入れ替え制を実施して、「地蔵」問題の解決を図ろうという動きも今までにも見られなくはなかったのですが、あまり効果を発揮しているようには見えませんでした。抽選制にすれば、長時間待機することは制度上不可能になりますし、どのゲストも抽選の対象になるのであれば不平等感だって出ないはずです。もっとも、1回目公演では抽選を行わないということですから、その回では開園時間から待つゲストも出てくると考えられますし(1回目で抽選を行わないのはディズニーホテル宿泊者向けのある意味での特典?)、抽選で当てた鑑賞スペースのチケットを転売する「転売屋」が出現してしまうことも大いに考えられますから、今回発表されたシステムですべての問題が解決するとは思っていません。

ただし、運営側が少しでも「地蔵」対策に乗り出したということはいいことだと思いますし、その流れがほかのところにも少しでも波及してくれれば、我々ゲストにとって、パークがより過ごしやすい場所になるのではないかなと考えます。「地蔵」対策の次は「転売屋」対策に乗り出していただきたいところです。一部の人が私的な利益のためだけにグッズを買い占めてしまったがゆえに、結果としてほしい人にグッズが行き届かないということが好ましくないということは自明ではないでしょうか。通販サイトの開設や供給量の増加というような対策を早く行っていただきたいところです。

話が脱線してしまいましたが、このあたりで締めさせていただきたいと思います。今回も読んで下さいまして、ありがとうございました。

(写真は5/31、6/14に撮影。撮影者はすべて筆者。すべてiPhone6Sを使用。)


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「次は月曜の昼に公開だから、日曜の午前中に書き上げればいいか」と油断していて、この前の日曜の朝に前回記事のツイートをみてかなり焦ったぷらむです。毎週月木の昼に公開というようにしておりまして、前回はたまたま日曜の朝に公開時刻を設定しており、そのことをすっかり忘れていたということです。人間いつもと違うことをする時は本当に気を付けるべきですね。上の写真、先日パーク内で撮影したものなのですが、個人的には結構気に入っています。パークのショーやパレードに登場するクラリスとは顔つきが異なり、アニメに登場するものに近いようにも見えますが、これはこれで好きです。将来的にはクラリスも、海外におけるミッキーマウスなどのように、フェイスデザインが変更されるのかどうかはわかりませんが、もし変わるとすれば、このような顔つきになるのでしょうか。

さて、今回は東京ディズニーランドのパレード「うさたま大脱走」についての話です。今年から始まった「うさたま大脱走」。パレードに出てくるオリジナルキャラクター「うさたま」のデザインが、発表された当時は賛否両論でしたが、今ではそれなりに浸透し、グッズ等が人気になりましたね。私が「うさたま」初めて見たとき、そのデザインに狂気じみた何かを感じました。

パレードの設定は「大量発生し、パーク内で逃走している『うさたま』を、ミッキーはじめその仲間たちが『うさたまチェイサーズ』となって捕まえる」というものでした。先頭に立つのはプルートでしたが、果たして彼がどこまで役に立つのか、よくわからないところではありました。

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2番手が「うさたま」を大量生産してしまうことになるきっかけを作った張本人であろうミッキー。手元で何かレバーを操作していますが、それが果たしてどんな動作のためのものなのか、よくわかりません。一応写真の下のほうに、どうやら何かに吸い込まれているようなうさたまが1匹いますので、うさたまを吸い込むためのものなのかなとは思いますが・・・。

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間をだいぶ飛ばしてしまってはいますが、こちらはチップとデール。小型の乗り物に乗って捕まえる「地上部隊」なのでしょうか。網でうさたまを捕まえるようですが、果たしてそれで捕まるのかどうか、微妙ですね。チップとデールの2人を見て、「いい加減下半身に服を着させてあげようよ・・・」と最近思うのです。まあ、2人らしくていいのでしょうが、そんな恰好でクラリスに会いに行くのって、なかなかすごいですね・・・(独り言)。

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推しキャラだけに、クラリスの写真はやたら多くあります。ピンクの衣装がなかなかかわいいですね!しかし登場した作品は一作だけというクラリスですが、ショーやパレードにはかなりの頻度で登場しますね。同じフロートにはデイジーも同乗していますが、この2人はアニメでは1回も共演してませんよね。それがこうやって一緒にパレードに出ているのを見ると、不思議な何かを感じます。

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「うさたま大脱走」のトピックの1つといえば、昨年公開された映画「ズートピア」のニックとジュディが登場したということでしょう。映画の中での設定が警察官であるということ、またジュディがウサギのキャラクターだということでの抜擢なのでしょう。本職が警察官である子の2人、「うさたまチェイサーズ」の中で一番多くのうさ玉を捕まえているようで、写真には写っていませんが、フロートの下の部分には多くのうさたまが収まっているようでした。パレードではじめて東京ディズニーランドに登場したこの2人、いつかグリーティングができるようになるといいですね。ズートピアのアトラクションももしあったら面白そうです。

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ニックとジュディが載ったフロートの後方には「To Be Continued」という文言が書かれたものがあります。「うさたま捕獲はまだまだ続くぞ!」ということなのでしょう。

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今回の「うさたま大脱走」で注目したい点は、季節限定のパレードながらスポンサーがついたということです。スタージェットなどのスポンサーをしている日本航空がスポンサーとしてついていました。スポンサーの広告があると「現実味が出てパークに似つかわしくない」という意見もありそうですけれども、スポンサーがついてくれることによって予算も増え、そのショーやパレード、アトラクションがより魅力的なものになると考えれば、むしろいいことなのではないかと考えます。

「うさたま大脱走」を4回ほど見て、音楽のテンポやダンスもいいという点や昨年公開の作品からキャラクターを引っ張ってきたという点で、ちゃんと作られたパレードだなと感じました。全く新しいパレードは今年度はこれだけのはずですが、来年には35周年を記念した新しいパレードが始まるはずですし、各イベントのパレードだって、今後新しいものに置き換えられるはずです。その折には、いいものが現れてくれるということに期待したいところです。

今回はここまでです。イースターイベントは明日14日までですが、次回以降の何本かの記事もイースターイベント関連の内容にする予定です。今回も読んでいただきまして、ありがとうございました。

(写真:1枚目、5枚目、6枚目は6/8、それ以外は4/23に撮影。撮影者は筆者。撮影にはiPhone6Sを使用。)






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最近Twitterで毎日朝と夜のあいさつを写真を付けて欠かさずしているぷらむです。ブログの更新もまばらで、ツイート頻度も以前より低くなっていますから、毎日のあいさつツイートには安否確認的な役割も持たせています。写真のチョイスが圧倒的にクラリスに偏っていますが、できれば大目に見ていただきたいところです。クラリスといえば、TDR公式が発信しているカレンダー壁紙が、6月は雨の日限定の夜のパレード「ナイトフォール・グロウ」のチップとデールの写真だったそうですが、その後ろに本来なら移っているはずであろうクラリスが消されている(しかも相当雑に)なんてこともありました。クラリス好きとしては悲しいですが、もともと出演作品1本(1952年公開の「リス君は歌姫がお好き」)だけというキャラクターで、ファン以外にはいまいち浸透している感じのないキャラクターですから、仕方のないことなのかなと思いましたけれども、それでも消す必要もないのではと思う次第です。関係のない話ですが、来年から始まる新しい昼のパレードにクラリスが出ること、また、今後クラリスのグリーティング施設ができることを、個人的には期待しているところです。後者はあまり期待できませんけれども。

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今回も話題はリゾートライン関連です。リゾートラインの「リゾートゲートウェイ・ステーション」構内にあるJR舞浜駅への案内の看板に気になるところを見つけました。

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案内表示で注目したのがこの部分。電車のマークのデザインです。このデザイン、かつて京葉線を走っていた201系がモチーフになっているのではないかと考えます。

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今の京葉線の主力車両といえば、こちらのE233系です。2010年から運転を開始し、201系や205系を置き換えました。

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E233系は、確かに車内も明るくしかも車内放送もクリアに聞こえるという点で旧式の車両より快適です。ただ、駅で電車を待っていても、だいたい同じのしか来ないというのはやや物足りなさを感じるところです。特に201系やその前の103系が現役だったころは、ステンレス車体に赤帯の車両のほかに水色の車体の車両も混ざって走っていて、車両の種類も多くて待っているだけでも楽しいと感じたものでした。

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一応京葉線には武蔵野線も乗り入れており、そちらは車体の帯の色の違えば車両も205系と209系が走っています。ただし、205系については数年後には姿を消すともいわれており、その活躍がみられる時間も限られています。引退直前に焦って記録することの内容に、今のうちに写真などに収めておきたいと思います。

車両以外にも京葉線では昨年大きな変化がありました。駅の列車の接近放送のシステムが変更され、今までほかの路線とは声優や放送の言い回しが異なっていたものが、ほかの路線と同じタイプのものに更新されてしまいました。最後に旧タイプの放送を聞いたのが、大学受験前に最後にパークに行った2016年の2月2日で、その時にはまさか更新されるまで時間がないとは夢にも思っていませんでした。大学受験期にTwitterなどで「京葉線の放送が更新された」と聞いて、そのときには「そうなんだ」程度にしか思っていませんでしたが、受験明けの今年の2月28日にパークに行ったときに新しい放送を生で聞いて、「変わっちゃったんだな」と少し寂しく思いました。ほかの路線とは違う放送や、東京駅などで流れる発車メロディーなどを聞くと、「確実にパークに近づいているんだな」という実感がわいてきていたのですけれども、それがなくなってしまい、「できるものなら放送だけでもあの頃に戻ってほしい」とまで思っているほどです。

もっとも、京葉線も最初の区間が開業したのが1986年、舞浜駅を含む新木場駅~南船橋駅間が開業したのが1988年、東京駅まで開業したのが1990年と、首都圏のJRの路線の中で比較的新しい路線の1つとはいっても、すでに30年ほどの歴史を持っているわけです。30年も歴史を持っていたら、新しくできるものもあれば、無くなるものだって少なからずあるはずです。それはパークだって同じでしょう。東京ディズニーシーは昨年開業15周年を迎え、また東京ディズニーランドは来年開業35周年を迎えます。東京ディズニーシーからはストームライダーが姿を消し、東京ディズニーランドからは開業以来すでに多くのアトラクションが姿を消していきました。記憶に新しいものでは、今年1月のグランドサーキット・レースウェイのクローズでしょうか。確かちょうどセンター試験の直前だったように記憶していますけれども、Twitterで流れていた現地の情報に思わず引いたような覚えがあります。アトラクション自体はクローズまでずっとあったわけですから、クローズ当日になってあそこまで騒がなくてもいいのにと思ってしまいました。

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先日、トゥーンタウンの入り口に、門が撤去されてから初めて行きました。今まで当たり前のように存在していた門がなくなったということに戸惑うという意見もわかりますが、一応仮のものなのかもしれないとはいえ看板だって存在するわけですし、それに将来的にはトゥーンタウンの新しい看板もできるという話ですから、別にいいかなと思ってしまいました。

以前にも書いたことですが、これから先パークの中の様子は今のものから大きく変わる可能性がないとは言えません。わかっているだけでも今年の秋にはスタージェットがクローズし、来年にはイッツ・ア・スモール・ワールドがリニューアルオープンします。そして2019年にはソアリンがオープンし、2020年には美女と野獣のアトラクションをはじめ多くの施設がオープンします。それから先のことはまだ何もアナウンスされていませんが、2020年以降、東京ディズニーランドのすべてのエリアを対象に、大幅に内容を入れ替えることが検討されているとのことです。個人的には、現在「ワンマンズ・ドリームⅡ―ザ・マジック・リブズ・オン」が公演されているショーベース周辺、ミニー・オー!ミニー」が公演されているシアターオーリンズ周辺、ファンタジーランドの「白雪姫と7人のこびと」とピーターパンの空の旅」の一角や「ミッキーのフィルハーマジック」と「ピノキオの冒険旅行」の一角、アドベンチャーランドやアメリカ川周辺など、何も根拠がないとは言えども、「ここは10年後にはないかもしれないなあ」と思うところが多くあります。「ずっとあるからいいや」と思っていたところが、突然クローズが発表されることだって十分あり得るわけですから、今のうちにできることはしておいたほうがいいのかなと考えます。

全体を通して一貫性がほとんどない記事になってしまいましたが、このあたりで終わりにしたいと思います。また次回会いましょう。読んでいただきまして、ありがとうございました。

(1枚目の写真は5/31、2枚目と3枚目は5/24、それ以外はすべて6/8に撮影。4枚目、5枚目、6枚目はJR新木場駅で撮影。7枚目はJR舞浜駅で撮影。撮影者は筆者。撮影にはiPhone6Sを使用。)
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6月にどういうわけかアナ雪の話題を取り上げましたが、今回は季節に関係のない、ディズニーリゾートラインの話題です。と言ってもちょっと前から温めていた話なのですが。

ディズニーリゾートラインで東京ディズニーランド・ステーションの次の駅、ベイサイド・ステーションは、周辺のホテルに宿泊しない限り利用する機会のない駅かもしれません。私も住んでいるところが舞浜駅まで1時間半ほどかかるところではあるものの、だいたいパークに行くときは日帰りであるために、リゾート周辺のホテルには泊まったことがありません。
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ということもあり、「あの駅の周辺はどうなっているんだろう」と気になって、先日初めてベイサイド・ステーションで下車してみました。そこで見つけたのが、この展示です。

「世界のモノレール(MONORAILS ´ROUND THE WORLD)」という題のこの展示物は、その名の通り世界各地で活躍するモノレールについて紹介するものとなっています。

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真ん中にはモノレールについての大まかな説明が書いてあります。モノレールは、例えば東京都心の浜松町駅から羽田空港を結ぶ東京モノレールや東京都多摩地方の多摩センター駅から上北台駅を結ぶ多摩モノレールなどのように、都市内における交通手段という役割だけではなく、東京ディズニーリゾートの各テーマパークやホテルの間のアクセスを担っているディズニーリゾートラインや上野動物園の西園と東園の間を結ぶ上野動物園モノレール(東京都交通局上野懸垂線)などのような、広い娯楽施設内における移動手段という役割も果たしています。道路の上にモノレール用の高架軌道を敷設することが大半であり、それゆえ限られた空間を利用して敷設できる、設備が小さなもので済むために、建設費を安く済ませることができる、などといった建設するときのメリットのほか、一般的な鉄道に比べて騒音が少なく乗り心地も優れているという特徴も持っています。一方、車両や軌道の維持費がかさむ、車両1両当たりの収容力が小さいなどという欠点も持っています。

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展示には世界の各都市のモノレールの車両の写真とその特徴の説明が載っています。比率としてはアジアの国々やオーストラリア、北米が多めという印象です。日本勢では沖縄の「ゆいレール」が都市におけるモノレールの例として載っているほか、宮城県柴田郡柴田町の船岡城址公園内にあるモノレールが広い娯楽施設内におけるモノレールの例として挙げられています。

今まで降りたことのない駅にこんなものがあったということ、しかもその内容が鉄道系の博物館などにおけるモノレールの説明顔負けの内容であったことに驚きました。ディズニーリゾートラインを単なるリゾート内における移動手段としてではなく、ゲストを楽しませるものの1つとしてとらえているのだなとわかる1つの例なのかと考えます。しかも、それがディズニーのキャラクターが描かれたラッピング車両やフリーきっぷだけではなく、こうした展示物にまで手を抜かなかったということに、1人のディズニーファンとして、また1人の鉄道ファンとしても感心しました。

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とはいえ、ディズニーリゾートラインにも改善したほうがいいのかな思うところが全くないというわけではありません。例えば、この車内の案内表示器。私の記憶が正しければ、以前はLEDを使用したタイプの表示器で、現在はそこに液晶画面を入れて使っている、ということになりますが、どうせ液晶画面にするのであれば、近くを走る京葉線のE233系車両のような大きな画面にしたほうが、一度に駅名なども表示できるという点でいいのではないかと考えます。液晶画面を2つか3つくらい並べて配置すれば、いくつかの言語での案内も同時に流せるという点で、外国から来たゲストに対しての案内にも対応できるはずです。また、車内の案内用の自動放送も、現在は日本語と英語が流れていますが、近年は英語圏以外からのゲストも増えていますから、自動放送の対応する言語の数をもう少し増やしたほうがいいのではないかとも考えます。一部では「外国人ゲストが増えてあまり気分がよくない」というような意見も散見されますし、おそらくこれ以上外国語の案内が増えることをあまり快く思わないという方もいらっしゃるかとも思いますが、どんな国籍や言語のゲストであれ、ちゃんと楽しめる環境を整備していくべきではないかと考えます。もっとも、これはリゾートラインに限った問題ではなく、パークやホテルを含めたリゾート全体の問題なのかもしれませんが。

後半いろいろなことを書きましたけれども、ディズニーリゾートラインは私が好きな鉄道路線の1つです。1つの路線でいろいろな塗装の車両が走っている路線は、相互直通運転をしている路線を除けば、渋谷から吉祥寺を結ぶ京王井の頭線かここくらいです。また、駅のホームや車内の雰囲気も、BGMや内装も手伝って特別な路線であるという印象を与えてくれます。駅に入ったり乗ったりする度毎回ワクワクさせられる鉄道路線なんて数えるほどしかありません。

長くなりましたが今回はここまでです。このブログは「ディズニーブログ」と銘打っていますが、おそらくこの先突発的に鉄道の話題が出てくることがあるかもしれません。以前ブログやTwitterでも少しふれたように、新宿から舞浜まで大回り乗車を一回やってみようかと考えているところでして、その様子も紹介できればいいなと考えています。また、個人的には大宮の某所には思うことがありますので、その話をいつかしたいなと思っております。それではまた次回お会いしましょう。

(お願い)2枚目の写真に書いてあるモノレールの車両のイラストについて、以前その写真をTwitterに投稿したところ、海外のディズニーリゾートのモノレールで活躍する車両ではないかというご指摘を受けました。その後私自身でその件について調べてみたものの、明確にそうだという文献が見つかりませんでした。海外のディズニーリゾートのモノレールの事情に詳しく、またイラストの車両についてのデータをご存じであるという方がいらっしゃいましたら、この記事のコメント欄か、もしくはTwitterのリプライなどで教えていただきたいと思います。なお、教えていただきましたデータについては、教えていただいた方の名前(ハンドルネーム)を併記して、こちらの記事に追記させていただく予定です。

(写真はすべて5/12に撮影。撮影者は筆者。撮影にはiPhone6Sを使用。)
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