2019年06月

ものの見事に幕を閉じた5thライブからもう1週間も経ってしまいました。昨年同時期の3rdライブはツアー形式だったため、埼玉公演の1週間後には大阪公演がありましたが、今回はそれもなし。もっとも、そのおかげでゆっくりと余韻に浸ることができたのかなとは思いますが…。

さて、5th後のAqoursのスケジュールを見てみると、来月初めの海外公演と8月の終わりのアニサマが終わると、どうやら来年1月のラブライブ!フェスまで現時点で発表されているイベントがないようです。単独ライブに限定すれば、来年開催の「ラブライブ!サンシャイン‼」ライブツアーまでお預けとのこと。5thライブではその前の9周年記念生放送で発表されたものに追加して、Aqoursの新情報が出るのではとも言われてはいましたが、実際には何も出ず。一方で、Aqoursの各キャストのソロ活動が徐々に活発になっていることも事実。先日、斉藤朱夏さんのソロデビューが発表され、Aqours以外での活動が増えつつあることがますます目立ってきています。

ソロ活動が増えつつあるということは、それだけ1人の仕事ができる時間が増えた(もしくは増える見込みが立った)、つまりはAqoursの活動が減るという見方をしている方が多いようです。テレビアニメの放送からかなりの時間が経ち、劇場版も公開してその中の曲のライブもすでに終わっている。また、スクフェスの新規メインストーリーの配信も6/15配信分をもっていったん終了となるとのことです。となるとコンテンツとしての終着点がそろそろ見えてきてもおかしくはないのかなとは思います。

もっとも、ソロ活動の増加やイベントスケジュールの空白の多さだけで、コンテンツの終焉を案じるのは時期尚早ではないかというのが自論であります。間は空くとはいっても、来年にはライブ「ツアー」があると発表されていますし、新曲だってそれまでに10曲以上出るようです。それだけ聞くだけで当面は十分楽しみがあるように思えます。そもそも、3rdライブツアーから5thライブまでのスケジュールがある意味異常だったように思うのは私だけでしょうか。毎週のようにファンミの公演があり、4thライブも練習と本番があり、そして年が明けたら映画の舞台挨拶もあり、そしてアジアツアーと5thライブがあったわけですが、もちろん我々ファンも金銭的にもスケジュール的にもかなりキツかったことは確かですが、我々以上にキャストが大変だろうと思うところです。事実途中でダウンする人も出たわけですし。

私自身はこの「空白」を、良し悪しは別として「嵐の前の静けさ」だと捉えています。何か大きな、ある種「爆弾」ともいえるようなものが決まっていて、それが表に出る前に、ちょっとした「何もない時間」があるだけなのかなと。15日の生放送で、「Aqoursの物語はまだまだ続く」「まだできていないことがたくさんある」などと言っていましたが、ぜひともそうあってほしいなと思うところです。「Next Sparkling‼」の歌詞のようですが、まだまだ「新しい輝きへと、手を伸ば」してほしいですし、私も今はまだAqoursを追っていきたいなと思います。

今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。
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5thライブが終わりました。「エモい」という言葉が最近よく使われますが、今回のライブを一言で形容するために作られた言葉なのではないかと思える、そんなライブでした。

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(↑2日目セットリスト)
全体の印象として、MCの挨拶や衣装紹介を極力短くし、劇場版曲を核にしたライブでありながら、劇場版本編の映像も必要最小限としている印象を受けました。それゆえ、似たような設定(アニメ2期の曲中心)であろう3rdライブよりも、「濃い」ライブだったようにも思えます。主に4th以降、アニメ1期の曲をやることが多かったのですが、今回は1期OPの「青空Jumping Heart」とSaint Snowの「SELF CONTROL!!」くらいだったのかなと。Saint Snowが登場しながらも、「Awaken the Power」は歌われなかったのも、今回はあくまで劇場版が中心となっているのかと思わせるところでした。相当久しぶりであろう「Daydream Warrior」や「スリリング・ワンウェイ」、まだ早いだろうと思われていたアニメ2期BD特典ユニット曲、そして未発売のAqours CLUB 2019のテーマソング「Jump up HIGH!」が歌われるなど、いい意味で期待を裏切られたライブでした。

今回のライブでは新情報の発表は一切ありませんでした。アンコールではユニット曲を歌い終わった後、最後の挨拶は入らず(アンコール前にしていた)、そのまま最後の一曲である「Next Sparkling‼」に移り、歌い終わったのちそのまま去っていきました。

この前の9周年生放送で、来年の「ラブライブ!フェス」や「ラブライブ!サンシャイン‼ライブツアー」の開催が発表されているほか、Aqours CLUBのファンミーティングも年内におそらくあるでしょうから、今後Aqoursのライブがμ`sのファイナルライブから今度のフェスの間の期間並みに開くということはないのでしょうけれども、スケジュールが空白ばかりだと、やはり不安になるという人は多いようです。「何も言われていないけど、今回がファイナルライブなのでは」という声も出ているくらいには、皆さん気がかりなのかなと。

もっとも、「空白」や「不安」というものが、今の(劇場版の物語を経た段階の)Aqoursそのものなのかなと思うところです。3年生が卒業し、1年生と2年生の6人は、新しい高校で活動していくことを決心してはいましたが、新しい環境はやはり「不安」だろうし、将来はまだ「空白」のままであるのかなと。「空白」であるが故、確かにこのまま無くなってしまうのではと「不安に」思うことも理解できなくはありません。一方で、未来が「空白」であるのなら、これから先まだまだ走り続けてくれることだって期待できるわけです。

Aqoursがこの先どう進んでいくかはわかりませんが、とにかく今は全力で応援し追っていこうと思わせてくれたのが今回のライブでした。元気よく走り続け、そして高くジャンプアップしてくれたら、それほどうれしいことはありません。先日あわしまマリンパークの謎解きイベントのために沼津に行きましたが、今月はもう一回沼津に行くことにしています。最近ではすっかり巡礼以外の観光や街歩きも楽しんでいますが、それもひとえにAqoursが沼津という地に引き寄せてくれたおかげなのかなと思います。

Aqoursへの思いを再確認させてくれたことに感謝しつつ、今回の記事を〆たいと思います。お読みいただきありがとうございました。

(写真は筆者撮影)
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