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(最終更新版)シーライダーに乗ってきました
先日(5/24)初めてシーライダーに乗ってきました。この話はもっと早くしたかったのですが、当日の帰りにたまたま人身事故で地元路線の電車のダイヤが乱れ、帰宅時間が遅くなってしまったがゆえにちょっと遅くなってしまいました。時間が遅くなったとは言いましたが、それでも運転再開まで30分ほどといつもよりだいぶ早かったのですが。
話が脱線してしまったので元に戻します。シーライダーは外で並んでいるときからその周りの装飾がよくできているなと感じました。全て前身のストームライダー時代のものを引き継いでいるのですが(一部は色を塗り替えるなどした)、「海洋生物研究所」が実際に使っていそうな機材が並んでいてそれらしく感じました。
中に入った後のプレショーも出来の良さに感心しました。「チジミ二ウム」という物質がいかなるものかの説明ですが、プレショー担当のキャストの方が画面と模型を使い、聴覚的にも視覚的にも楽しめるようなものになっていました。プレショーに手を抜かなかったという点には、アトラクションの開発担当者に敬意を表したいところです。
乗車時のシーンの内容についてですが、2回乗ったうち両方で「エイ先生」「スクワート」「巨大イカ」が出てきて、その他1回目は「クラゲ」が、2回目は「ラッコ」が出てきました。どれもかわいらしいキャラクターが出てきて、映画を見た人ならきっと楽しめるだろうと思いました。ほかにも様々なシーンが存在し、多くのキャラクターたちが出てくるそうですが、今回体験できたのは上記のものくらいでした(ニモとドリーは出てきましたが。)。今回体験できなかったものは、次回以降のお楽しみということなのでしょう。
降りた後も周辺の装飾を見て楽しめるという点もいいですね。ラッコなど、映画に出てきたキャラクターたちがエレクトリックレールウェイの高架下などにいます。アトラクションだけではなく、その周辺まで、映画の世界が再現されています。その力の入り方ゆえ、近くにあるアクアトピアが昔のままで存在するので、ちょっと浮いた感じに見えるというのも否定できませんが・・・。もっとも、アクアトピアもそのうちほかのアトラクションにとって代わられるということもあり得なくはないですから、今の形態が完成形だとは断言できません。
さて、以前存在したストームライダーがクローズしてからほぼ1年後にオープンした「ニモ&フレンズ・シーライダー」。オープンから2週間ほどが経過した時点で、すでに高い人気を誇っているといえるでしょう。確かに、待ち時間の長さが東京ディズニーシーのほかのアトラクション、例えばタワー・オブ・テラーやトイ・ストーリー・マニアあたりと比べて短いということもありますが、それらとシーライダーとでは回転率も違いますから、人気の度合いが待ち時間の長さに直接比例するとは言えません。シーライダーは1回に多くのゲストを収容できるという点で、回転率のいいアトラクションであると判断できそうですから、待ち時間は、システム調整などが入らない限りは、長くなりにくいのかもしれません。
東京ディズニーシーでは、今回の「ニモ&フレンズ・シーライダー」や「タートル・トーク」、「トイ・ストーリー・マニア」など、映画のキャラクターが出てくるアトラクションが徐々に増えつつあり、来年の1月から3月には、ピクサーのアニメーション映画の作品のキャラクターが多く出てくるスペシャルイベントが予定されているなど、以前からの「大人向けのディズニーのテーマパーク」というイメージからすると、若干子ども向けの要素が増えつつあるのかなとも思います。「昔からのファンの切り捨て」や「シーのランド化」、そのさまざまな意見があるということは重々承知していますが、私は子ども向け要素の増加には反対しません。
実は、私も実際に乗るまでは、シーライダーにはあまり期待していませんでした。しかしながら、実際に乗ってみて、よく考えて作られたであろうプレショーや作りこまれた内外装、周辺の装飾などに感激しました。アトラクションで体験するストーリーも、実際に海の世界に入り込んで魚と同じ大きさになり、ニモやドリーなどといった映画や絵本などでおなじみのキャラクターたちと戯れているかのように感じさせられるものであり、もうすでに子供とは言えないような年齢ながら、思わずワクワクしてしまいました。老若男女問わず楽しめるアトラクションに仕上がっていると十分言えるでしょう。素晴らしいアトラクションであると身をもって知ることができましたから、この「ニモ&フレンズ・シーライダー」は、私の中ではほかの人に十分お勧めできるアトラクションの1つです。
開園からすでに15年以上が経過した東京ディズニーシーは、今後急速にその様相が変わっていくということが考えられます。2019年には、すでに海外のパークで高い人気となっている「ソアリン」がオープンする予定であるほか、昨年の開発計画の発表で先送りが発表された「北欧」テーマポートも、複数の拡張用地を対象に現在検討中であり、2020年以降にオープンするであろうとも言われています。「北欧」テーマポートが仮にオープンしたら、そこには映画「アナと雪の女王」の要素が加わるということも考えられます。記録的なヒットを記録した作品でもあるがゆえに、「金儲けしか考えていない」などという批判も出てくるのかもしれません。ですが、新しい要素がどんどん増えることは、決して悪いことではないはずです。どんなものがパークにできようとも、それを「金儲けの手段」というようなものとして見ず、純粋に歓迎したいと思います。
(写真はすべて5/24に撮影。筆者がiPhoneを使用し撮影。)
シーライダーの様子を観てきました
そういえば明日は「ニモ&フレンズ・シーライダー」の正式オープンの日ですね。すでに連休あたりから試験運用(スニーク)が始まっていたり、テレビやネットニュースなどで特集されていたり、また外観もかなり前からあらわになっていたりすることもあり、「えっ、明日だったの?」などというように感じる方も少なくないのかもしれませんね。
僕自身は試験運用には出くわしておらず、それ故シーライダーは未体験です。授業やテスト、サークルの行事などの大学関連の行事やバイトなど、ほかの用事もあるため、明日以降もなかなか行けなさそうです。今月中に乗れたらラッキーかなとしか考えてません。
このブログの写真は昨日5/10に撮影したものです。このところ行くときはたいていランドに行っていたので、シーに入ったのは1ヶ月ぶりくらいなのかもしれません。その間にいろいろなものがあらわになったようですね。ファストパス発券機まで青で統一するなど、シーライダーは周囲も含めて「海洋生物研究所」をイメージしたような空間にしようとしたのでしょう。
もっとも、隣接するアクアトピアは以前と全く様相が変わらず、まだこの一帯は変化の余地があるのかと思いました。それは置いておいて、今後シーライダーがいろいろな人に愛されるアトラクションとなってほしいですね。周りのことを含め、ぼちぼちいろいろなことを書いていこうと考えています。
最初にも書きましたが、明日は気温が上がります。明日行かれるという方、繰り返しにもなりますが、熱中症にはくれぐれもお気を付けください。存分に楽しむためにも、こまめな水分などの補給と休憩を忘れないようにしてください。